浅野初代主将挨拶

合氣道との出会い

私が合氣道を始めたのは大学院に入ってからです。大学院に入っても学部4年から続く生活にこれといった変化はありませんでした。しかし4月という季節柄か、なんとなく新しいことを始められそうな感じがしていました。残りの学生生活は2年間です。まだまだ時間はたっぷりありました。そんな4月のある日の夕方、「今日の夜、いっしょに合氣道の体験に行かない?」と、ある友達に誘われました。合氣道?名前だけは聞いたことがありました。でもどんなものかも全く知りませんでした。日本の武道?いや、もしかして中国?幸い合氣道のことをあまりにも知らなくて変な固定観念もありませんでした。そうして、合氣道を初体験し、なんとなくその場のノリで稽古後に愛結会(野村先生による合氣道道場)に入会しました。その時は福井大学に合氣道部を作るなんて夢にも思っていませんでした。

福井大学合氣道部の始まり

「福大に合氣道部を作ったらどうや?」愛結会の指導者である野村先生のそのお言葉に、ついついその気になってしまい、合氣道を始めてから1年も経たない4級の私でありましたが、平成15年1月早々に部の結成届を提出し、福井大学合氣道部を結成しました。それが始まりです。

福井大学での記念すべき第一回目の稽古は、平成15年1月16日の午後7時から。その日はもう夕方くらいから、どうもにもこうにも落ち着かない。とりあえず、めぼしい人に声を掛け、4名ほどを集めて稽古らしきことをしました。いつも愛結会で教えてもらっている私が、一変教える立場に変わってしまいました。しかも教えるといってもまだ4級の私ですから、うまく教えられるはずがありません。さらに道衣を着ているのは私だけで、終始小っ恥ずかしい気分で終了した初稽古でした。

いつでも大歓迎

この福井大学合氣道部のホームページを見てくれた人が福井大学の学生であり、またここまで私の長文・駄文を読んでくれた人は数少ないと思いますが、もしあなたがその人ならば、それは何かの縁かもしれません。新しい出会いとなるかもしれません。私は大学院生になってから合氣道を始めましたが、もし大学1年生の時に出会っていたら合氣道を始めなかったかもしれません。しかし面白いことや良いことは、やっぱり早くに始めるに越したことはないでしょう。ここには「合氣道とは」みたいなことは敢えて書きません。それはいくら書いてもやってみないと分からないからで、やってみて欲しいと思うからです (まあ、それを語れるほど偉くはありませんし、実際分からないっていうのが本当。それほど奥が深いです)。もし、このホームページを見て合氣道に興味持ち、やってみたいなあと思ったら、運動できる格好で是非是非一度、第二体育館2階までに来てください。いつでも大歓迎です。福井県立大学の学生もいるので県大生も大歓迎です。そこにはすばらしい出会いが待っているかもしれませんよ。なあんて以上、ちょっぴり熱く語ってみました。

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